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外反母趾(親指の変形)〜指だけでなく全身への影響を考える〜
みなさんこんにちは!
福岡市東区にあるちねんスポーツ整骨院の山本です!
外反母趾は多くの人が悩んでいる症状の一つではないでしょうか?
今回はそんな『外反母趾』と『全身に及ぼす影響』について説明していこうと思います!
外反母趾とは
日本整形外科学会のHPによると
特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。
靴の歴史の長い欧米人に多い病気でしたが、最近は日本でも急速に増えています。
外反母趾は画像のように足の親指が曲がっているものを言います。
『指が曲がり靴に当たって痛い』だけで終わっていればまだいいのですが、
指が曲がることにより様々な不利益が体には出てきます。
足首や膝、股関節、腰の痛みなどあなたの体に起こっている痛みは外反母趾が関係しているかもしれません。
外反母趾の種類
外反母趾には以下の種類があります。
- 靭帯性外反母趾
- 仮骨性外反母趾
- 混合性外反母趾
靭帯性外反母趾とは、関節が大きく曲がったもので指が大きく内側に入っているのが特徴です。
仮骨性外反母趾とは、関節は曲がらず親指の付け根が大きく膨らみ、指はまっすぐのままなのが特徴です。
混合性外反母趾とは、上記2つの特徴を併せ持ったものになります。
仮骨性外反母趾、混合性外反母趾は整骨院等で元に戻ることはなく、手術の対象となります。
靭帯性外反母趾は足裏の筋肉などの使い方もしくは筋力低下により足のアーチが保てなくなることが原因になることが多いため、指の使い方や足裏の筋肉の刺激等の治療で痛みが改善することが可能ですが、形状が綺麗に戻るには時間がかかります。
外反母趾が原因で起こる痛み
外反母趾が起因になる痛みはとても多く、足趾だけでなく足首や膝、股関節、腰に至るまで多くの影響を及ぼしていきます。
外反母趾とは親指の末端が内側に捻れ、土踏まずの部分が落ちてきている状態です。
人間は二足歩行であり、足はその土台となります。
また、体は運動の連続で動いているためこのよう外反母趾によって足の機能が落ちると、
体の運動連鎖(運動の連続)が途絶えてしまい痛みの原因になります。
運動連鎖(運動の連続)が止まる場所で多いのは、膝、股関節、腰です。
外反母趾によって足趾の機能が落ちたことにより足をかばった(代償的な)動きになるため負担のしわ寄せが膝や股関節、腰などに出やすくなってきます。
また、足元から起こる運動連鎖を『上行性運動連鎖』と言い、外反母趾によって足が内側に捻れた力が上に伝わることを『足関節回内型』と言います。
上行性運動連鎖が起こる順番は下図の通りで、
足→回内(扁平足様)
脛→内巻き
太もも→内巻き
骨盤→前傾
となり、足の状態が悪いことが原因で全身の状態が悪くなってきます。
外反母趾による歩行の変化
外反母趾の影響は立っているときのみならず『歩き』にも大きく影響してきます。
外反母趾で困っている方も『歩くと痛い』と感じる方が多いのではないでしょうか?
歩くと痛くなる原因は『靴の側面に当たる』で間違ってないのですが、靴の側面にあたるほど指が曲がっていると歩き方がおかしくなるため足以外の部分にも影響は大きく出てきます。
外反母趾になると歩くときに画像のように『足の向き』と『力が加わる方向』が一致しなくなるため、
足首もしくは膝にねじれが生じ、足首の痛みや鵞足炎、膝の痛みとして症状が出やすくなります。
また、歩行以外にも椅子の立ち座りや普段の姿勢などにも影響が出やすくなるため、外反母趾を起因とした影響は計り知れません。
外反母趾は放っておくと指が痛いだけでなく全身に影響が出やすくなります。
ちねんスポーツ整骨院で対応できるのは靭帯性外反母趾になりますが、痛みを早く取り除くためにエレサスや超音波等の物療機器も備えております。
外反母趾や足首の痛み、膝の痛みでお困りの際は福岡市東区にある
ちねんスポーツ整骨院へご相談ください!
治療メニュー
→トータルリメイク
症状別メニュー
→外反母趾
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